2015年03月18日
リチウムイオンバッテリーを劣化させる要素
リチウムイオンバッテリーを劣化させる要素
1:充放電回数
これはスマートフォンで一般的に使われる1500mAhの新品リチウムイオンバッテリーをCadex7400という分析装置を用いて充放電を繰り返し電池容量の減少を測定したグラフ。バッテリーセルあたりの充電電流値や放電電流値を変化させたいずれの条件でも充放電を繰り返すと電池容量が低下することが確認できます。つまり、充放電を繰り返すことでHP Pavilion dv6 バッテリーは自然に"ヘタる"ということです。
2:充電深度
リチウムイオンバッテリーの劣化具合に大きな影響力を与えるものとして「放電深度」という要素があります。例えば、容量1000mAhのバッテリーを700mAh分放電する場合、すなわちフル充電状態のバッテリーを残量30%まで使う場合を「放電深度70%」と呼びます。一般に放電深度が深い(割合が高い)使い方ほどバッテリーの劣化を早めるとされています。
これは電池容量が定格値の70%まで低下するまでの充電回数を放電深度別に調べた表。HP EliteBook 8530p バッテリーを完全に使い切る放電深度100%の使い方が、70%に劣化するまでの総放電量が最も少ないの分かります。
3:温度
リチウムイオンバッテリーが「熱」に弱いことはよく知られています。これは各温度条件下にAsus K53E バッテリーを1年間放置した場合、どれだけ充電量を維持できるかを示した表。0度の条件下では40%充電したうちの98%を、100%充電したうちの94%を保持していたのに対して、60度という条件下では40%充電したうちの75%しか、また100%充電した場合でも3カ月後には60%しか残らないという結果になっています。
4:充電電圧
リチウムイオンLENOVO IdeaPad G570 バッテリーの耐久性に影響を与える要素として充電するときの電圧が挙げられます。安全上の観点から一般的に充電電圧は4.2V以下に抑えられているところ、それ以上の電圧で充電した場合、下のグラフのように充放電回数が増えるにしたがって電池容量が加速的に低下していくことが分かっています。
http://witdeals.exblog.jp/21012056/
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